耐久性が高い

耐久性が高く、壊れにくい商品は輸入ビジネス初心者におすすめです。海外輸入商品は、輸入国から日本まで長い距離を移動します。

脆いものだと配送中に壊れるおそれがあるため、クレームの原因になりかねません。耐久性よりも需要を重視したほうがいいとの声もありますが、輸入ビジネスになれるまではクレームをできるだけ減らすことをおすすめします。

副業による精神的なストレスを減らせるため、初心者のうちは耐久性の高い商品を選びましょう。

コンパクトなサイズ

商品サイズがコンパクトなものは、配送料が安く済むため、ビジネスを始めたばかりの方にぴったりです。配送料が高いと、最初から赤字になってしまいます。

確実に売れるとも限らないため、できるだけコストを抑えて商品を輸入しましょう。

大型の商品は販売価格を高く設定できますが、配送料は高い傾向にあります。また、売れるまでの置き場所も確保しなければなりません。収入が安定すれば倉庫を借りられるため、最初はコンパクトサイズの商品から取り寄せましょう。

季節を問わない商品

季節を問わないアイテムは、輸入時期を問わず売れる可能性が高いため、初心者におすすめです。輸入ビジネスを始めても、商品がまったく売れなければ意欲も失せてしまうでしょう。

季節を問わず需要のある商品であれば、いつ販売しても売れる可能性があります。季節に応じたアイテムを、その都度取り寄せたほうが利益は上がります。

しかし、初めのうちは、どのような商品が売れるのかわからないため、初心者にとってはリスクが高いといえるでしょう。商品の需要を掴めるようになれば、季節に応じた商品の販売を始めてみてください。

関税法で規制されているもの

関税法で規制されているものは、原則輸入禁止です。禁止とされているものは以下のとおりです。

• 覚せい剤や大麻などの麻薬
• 銃器（おもちゃも含む）
• 爆発するおそれのあるもの
• 化学兵器
• 著作権や商標権を侵害するもの
• 貨幣（偽造品も含む）
• 肉製品やペットフードなど
• 日本への輸入を禁止している植物類
• ワシントン条約に抵触するもの
• 児童ポルノ

上記のものは輸入できないため、注意しておきましょう。銃器は本物だけでなく、おもちゃも含みます。また、刀剣も輸入できません。

女性からの需要が高いポプリやドライフラワー、工作に使える松ぼっくりなども規制の対象です。植物は輸入可のものと不可のものがあります。植物を取り寄せたい方は、注文前に植物防疫所のホームページを確認してください。

化粧品や医薬品は資格が必要

海外製の化粧品や医薬品を輸入する場合、それぞれ資格が必要です。化粧品は「化粧品製造販売業許可」、医薬品は「医薬品製造販売業許可」です。資格がなければ輸入できないため、化粧品などの販売をしたいのであれば資格を取得しましょう。

「輸入したことがばれなければ大丈夫」と考える方もいるかもしれません。しかし、無資格で輸入していたことが判明した場合は罰を課せられます。輸入・販売を行うのであれば必要な資格を取得してください。

資格取得の手間を省くなら、海外化粧品輸入代行サービスを利用するのも一つです。輸入手続きのすべてを行うため、資格を取得していなくても海外化粧品を手に入れられます。ただし、販売するには化粧品製造販売業許可が必須のため、この資格だけは取っておきましょう。