古物営業法

中古品、古物の販売を規制する法律です。中古品と聞くと、一度でも使われたもの、傷や汚れがあるものといったイメージが強いかもしれませんが、実は「一度でも人の手に渡ったもの」が古物としてみなされます。使用の有無、開封未開封は関係ありません。

つまり、海外などで商品を仕入れて販売する場合、新品であっても「古物」とみなされます。ただし、単に古物を売却するだけなら古物営業には該当しないため、新品の転売でも古物商許可は不要です。

一方、転売（販売）目的で古物を第三者から買い取って売却する場合は、古物商許可が必要になります。
許可なく販売してしまうと法律違反となるため、取引方法が古物営業に該当していないか、きちんと確認することが大切です。

都道府県の迷惑防止条例

都道府県ごとに定められている条例です。古物営業法は全国一律に規制されていますが、都道府県の迷惑防止条例は各都道府県によって規制内容やルールが異なります。

違法とされるものは、ライブなどのチケット転売、偽物を本物と偽っての販売、デジタルコンテンツのコピー、酒類、国の法律で禁止されている銃や合法麻薬の販売などです。お酒に関しては酒税法によって、無許可で販売、転売することは違法とみなされます。

何でも仕入れて売ればいいというわけではなく、法律や条例で決まっていることを守りながら運営していくことが重要です。

メルカリ

不用品販売など、多くの方々に利用されているサービスです。バーコード出品や写真を撮るだけでカテゴリー候補を提示してくれるなど、気軽に出品できます。

出品商品やジャンルも幅広く、新品未使用品から中古品まで数多くの商品が出品されていることから、市場調査としても利用しやすいでしょう。出品、購入しやすいことから利用者数も多く、人気の商品であれば出品後24時間以内に売れることも珍しくありません。

Amazon

購入者側だけでなく、販売者側も利用しやすいよう工夫されており、効率的な販売に向いています。実物が目の前になくても出品でき、代理で在庫保管や発送を行うサービスもあります。

また、セールやポイントバックなどから、購入者を多く集めているのもポイントです。

ヤフオク！

ヤフーオークションを省略した名称でしたが、2013年に「ヤフオク！」が正式名称になりました。オークション形式で購入者が価格を決めます。より高い金額で売りたい方に向いています。

eBay

日本の商品を海外に販売したい場合はeBayがおすすめです。購入者を日本に限定しないことで、より多くの人々の目に留まり、購入につなげやすくなります。

海外向けのサイトと聞くと「英語がわからないと使えない」と思うかもしれませんが、サポート体制が充実しているので問題ありません。